関東甲信地域の今年の梅雨明けは6月29日。異常ともいえる早さでしたが、その後、昨日(7月9日)まで、西日本を中心とした豪雨禍で、死者155名、行方不明59名という大惨事が起きました。
日本列島が熱帯圏内に入ったような、異常で荒々しい気象が、近年になって頻繁に襲ってくることが多くなりました。
異常気象は、降雨量だけではなく,気温差にも表れています。
歳のせいだと思うのですが、気温差によって、身体の疲労感が増幅してきますし、睡眠の質にも影響が出てきているので、米沢公演の後、毎晩肉食を続けて体力の回復を図っています。
白謡会の本拠地に近い、相鉄線鶴ヶ峰駅の近くに、実に質の高い肉類を商っている店があるので、此処で、頻繁に食材を仕入れます。
牛肉は和牛のカルビ用カットをバターと醤油の味付けで、豚肉は脂たっぷりの三枚肉を塊で茹でて薄切りにして辛子醤油で、鶏は山梨産の胸と背肉をぶつ切りにして、野菜、キノコ、とともに土鍋で・・
暑い時期にアツアツの鍋料理は体力の再生に効果的です。
しばらく梅雨明けの晴天が続きそうなので、仕込んでおいた塩漬けの梅を、笊やプラスチックのトレイに並べて、今朝から干しました。
テラスに出しっ放しにしておくので、梅の塩分が、夜気に含まれる水分を呼びこんで、この時間(夜11時半)で早くも濡れ濡れになっていますが、これを三日三晩ほど続けてみるつもりです。
梅は、小田原曽我の中型で硬いもの、熊本産の小梅、豊仙の庭にこぼれ落ちていたものなどをかき集めた熟成梅の3種類があって、自宅で梅干しとして消費するには量が多過ぎます。
牛肉(赤身)の梅肉風味の佃煮でも作って、豊仙の朝食の食卓に添えようかと考えてみたり・・。